トラブルの記憶

失敗した、大変だった、苦労した記憶。

 

初対面の相手とお話しするときに偶に出てくる話題なんですが、不思議なくらい覚えていません。

面接などで聞かれるときには、きっとトラブル遭遇時の対応力なんかを暗に(ストレートに?)知りたがっていると思うのですが、どうにも濁してしまいます。

もちろん、同じ失敗を二度するなんてのは他人に指摘されるまでもなくいやですので、自分なりのトラブルシューティングは残しておきます。

 

ただ、トラブルの記憶って要するに負の記憶なんです。覚えていたいものではありません。

「不幸自慢禁止」という台詞を聞いた(見た)ときは衝撃を受けました。そのときから、そういった類を吐き出すことが減っていって、そのまま記憶の底に沈めて蓋をするようになったんだと思います。

 

トラブルの原因も専ら、人に起因することが多く、人に対する愚痴だらけになってしまって、到底 初対面の人に話すような内容にはなりません。

IT業界であれば、突き詰めれば技術に対する知識不足がもう1つの原因の大半になるでしょうか。これは別の分野でも同じかもしれません。

でもそれは結局、未知を既知にすることでしか解消できず、言ってしまえば勉強不足ということかもしれません。少なくとも自分の認識ではそうなります。ある種、それを何とかするのが本来の仕事という面も否めません。

 

結局、何を話せばいいんですかね。というか何が書きたかったのかなぁ。