定型文をテンプレートとして登録できる機能のことを「スニペット」と呼ぶことがあります。
統合開発環境のプラグインとして提供されているのを見かけたりもしますが、メインで使っている多機能テキストエディタ「Mery」でもプラグイン化されているのを見つけました。
上記のリンク先にある「Snippets_2.0.5.zip」をダウンロードし、中の「Snippets.dll」を<% Mery Home Folder %>\Plugins
配下に格納してください。
アプリケーションを再起動すると、「ツール(T)」→「プラグイン(I)」にスニペットが登録されているかと思います。
まずは、スニペットを作成するにあたり、プラグイン「スニペット」を起動します。
表示されるコンテキストメニューらしき項目から「スニペットを編集…」を選ぶと「Snippets.txt」が開きます。ここに、スニペットを書き込んでいくことになります。
なお、スニペットは起動しやすいようにキーボードショートカットに登録しておくことをお奨めします。オプションの「キーボード」タブのカテゴリ"ツール"にプラグインがあるかと思います。
とりあえずCtrl + Shift + S
でスニペットプラグインを起動するようにしてみました。
ひとまず登録した例を書いてみます。
html
template
<!DOCTYPE html>\n<html>\n<head></head>\n<body>\n\n\n</body>\n</html>
親カテゴリ「html」内の子カテゴリ「template」に、シンプルなhtml構文を挿入するスニペットです。
ちょっとしたhtmlやJavaScript、CSSを検証するためのベースとしてよく書くのでスニペットに登録しておきました。
なお、改行は「\n」、タブ文字は「\t」でスニペット登録可能です。
半角ハイフンはスニペットの区切りとして扱われますが「\-」でスニペット登録可能でした。ただ、表示は「\-」で挿入されるのは「-」になります。
htmlやJavaScriptなどを書いていると、同じ文がしょっちゅう出てきたり、あまり使わない関数の書き方を毎回調べなおしたりするので、その辺りの定型文を登録しておくと、いろいろと捗りそうです。