iOS版「ポケモンコマスター」がリリースされました

『ポケモンコマスター』公式サイト

ポケモンコマスター

ポケモンコマスター

  • The Pokemon Company
  • ゲーム
  • 無料

リセットの繰り返しに飽いたので記事を書いてみます。

 

 

ゲームシステムは「ポケモンフィギュア」を使った陣取りゲーム、という感じでしょうか。

自分と相手のエリアにそれぞれゴールがあり、手持ちのポケモンで自身のゴールを守りながら相手のゴールへ攻め込み、ポケモンバトルをはさみながらフィギュアを動かしていく戦略的なゲームとなっています。

細かいルールは把握しきれていませんが、各ポケモンにはルーレットが設定されており、おそらくは「攻撃技」「防御技」「変化技」「ミス」の4つに分類され、それぞれ大きさや威力、効果が決まっており、バトル時にはお互いのポケモンのルーレットが回されます。

このルーレットが少し微妙で、どんなに強いポケモンでも「ミス」や威力の低い技を出して相手のほうが威力が高かった場合は負けてしまい、一時的に盤面からフィギュアが取り除かれてしまいます。

このルーレットには特定のポケモンがもつ「特性」やトレーナーがセットする「プレート」などである程度は干渉が可能なようですが、肝心なところが運任せとなっているため、安定した攻略というのは難しいかもしれません。

とはいえ、2体のフィギュアを使って上手く相手を挟んだりするとバトル無しで相手のフィギュアを取り除いたりもできるようなので、定石が確立されていけば勝率は高めることが可能な印象です。

 

 

とまぁ、ゲームシステム自体は面白そうな雰囲気なんです。

…なんでソーシャルゲームのテンプレートみたいな「ログインボーナス」やら「ガチャ」やらに当てはめてしまったのでしょうか。

いくつかのソーシャルゲームで問題になっているガチャの排出率へ配慮しているのか、ガチャのラインナップと確率がゲーム内で公開されていますが、レアリティEXという強力なポケモンの排出率は0.5%と、100回チャレンジしても入手が期待できないふざけた確率が設定されています。

ゲームシステムを浸透させるにはある程度の余裕を持たせてあげるべきな気がしますが、ログインボーナスやら期間限定キャンペーンやらを打ち出しユーザを獲得しようとしているようで、実は後々の新規参入者のハードルを無意味に上げるだけのイベントでユーザを急かす姿勢は見るに耐えません。

大元のポケモンシリーズでは、伝説のポケモンなどの入手はなかなか困難かもしれませんが、しっかり準備して望めばゲットが可能なのです。が、このゲームではどうなんでしょうか。ポケモン図鑑を埋めるのにはいくらかかるのでしょうか。

 

同じくポケモンを使ったスマートフォン向けアプリ「ポケとる」は、課金要素こそありますが、いずれも頑張ればゲット可能なようにできています。パズルも他のゲームと似たようで違う仕組みを作り上げています。

ゲームシステム自体は前述のように面白そうではありますが、現状は残念ながら続けようとは思えないなぁ。とりあえず、この記事にpokemonタグはつけません。