2018W杯最終予選 サウジアラビア戦(ホーム)

よくやった試合でした。

 

先頭に大迫選手、両サイドFWには原口選手と初先発の久保選手。本田選手、香川選手は控えという編成です。

 

前半から積極的な攻めを見せる日本。サウジアラビアは特に後半の成績が良いため、なんとしても先制点が欲しいというところです。

対してサウジアラビアはカウンター主体とみられるものの、日本はシュートに繋がる前にシャットアウトできていることが多く、危なげなシーンはほとんどありませんでした。

一方で、シュート数こそ増えるものの、なかなかゴールに結びつかない日本。しばらくはスコアレスの状態が続きます。

試合が動いたのは前半ラスト、清武選手の放ったシュートがサウジアラビアDFにブロックされたものの、ハンドの判定を取られPKに。これを清武選手がしっかりと決め、貴重な先制点を取って前半を折り返します。

 

後半は久保選手OUTの本田選手INでスタート。ますますシュート数も増え、日本優勢なまま進みます。

途中、先制弾の清武選手が下がり香川選手が投入され、良いシーンもいくつか見受けられたもののスコアはなかなか動きません。

果敢に攻める日本でしたが、サウジも懸命に守ります。牙城を崩したのは長友選手からのパスをしっかり枠に落とした原口選手でした。見事なシュートでした。

これで2-0。このまま終われば得失点差も追いつくはずでしたが、後半終了間際にサウジアラビアの猛攻が日本のゴールを脅かしました。一見、防げたかに見えましたが、審判の判定はゴール。クリア時にギリギリでゴールラインを割っていたようです。判定的にも納得でしたがこれは審判がよく見てました。

結果的には2-1。最後が勿体無かったものの、暫定首位相手にホームとはいえ貴重な勝ち点3を勝ち取りました。

 

 

  オーストラリア 日本 サウジアラビア UAE イラク タイ 勝点 得失 総得
オーストラリア(40位) - 1 - 1     2 - 0   9 +3 8
日本(51位)   - 2 - 1 1 - 2 2 - 1   10 +3 8
サウジアラビア(54位) 2 - 2   - 3 - 0   1 - 0 10 +4 9
UAE(70位) 0 - 1     -   3 - 1 6 -1 5
イラク(113位)     1 - 2   - 4 - 0 3 0 6
タイ(146位) 2 - 2 0 - 2       - 1 -9 3

FIFAランキングの更新を忘れてましたが、いつの間にかオーストラリアに抜かれていました。

前回、サウジアラビアがアラブ相手に3-0で大勝しているため得失点差では首位に立っているものの、今回の日本勝利で勝ち点ではついに並びました。

また、本日、裏で行われていた試合で暫定最下位のタイがオーストラリア相手に引き分けるという善戦により、これで日本は2位に浮上しています。

一方で、これから行われるアラブvsイラクという対戦カードが残っており、ここでアラブが勝つと勝ち点9となり、上位が非常に入り乱れる結果となります。日本は直接対決で一度負けていることもあり、なかなか怖い状況です。

これで5試合が終了したということで、最終予選もいよいよ後半戦です。どこかで1つ抜き出なければ得失点差や総得点での勝負となってしまう可能性もあり、引き分けですら危険な展開になってきています。

次は2017年3月ということで、これからも頑張ってほしいところです。