2018W杯、決勝トーナメント1回戦(対ベルギー)

劇的な試合展開でした。

 

前半はチャンスこそありましたが、それ以上にピンチな場面が多々ありました。ベルギー選手の1つ1つのプレーが上手くて怖い。

それでもしっかりと防げていて、まずは戦えることを示せたと思います。

耐え凌ぐ時間帯が続き、前半はスコアレスで折り返します。

 

後半も早々に鋭い厳しめの柴崎選手のスルーパス、これを相手DFが防ぎ損ね、原口選手に大チャンスが生まれました。そして、これを綺麗なコースに納めて貴重な先制点を奪取。

そして、さらに数分後には香川選手のアシストから乾選手が見事な無回転シュートを決め、試合を決定付けると思われる追加点を獲得しました。

ここからはベルギーが交代枠2枚を使い前掛かりになってきますが、前半を凌いだ日本陣営は危ない場面もありつつ防げていました。

そんな中、防げたと思ったクリアボールをフェルトンゲン選手がヘッドで高く上げたところ、これがそのまま呆気なく決まってしまい、2-1。

さらに5分後、サイドからのクロスを交代出場のフェライニ選手が1歩飛び出してあっさり同点に。この辺り、地力の強さが窺えます。

スコアが振り出しに戻ってしまったものの、まだ互角に戦えており、日本も柴崎選手と原口選手を下げ、本田選手と山口螢選手を投入して3点目を取りにいきます。

そして… アディショナルタイム4分でセットプレイからの本田選手の無回転シュートをベルギーGKが弾いてコーナー。コーナーからのチャンスもあったものの、ここもベルギーが凌ぎきり、ここから素早いカウンター。

このカウンターが数的にも厳しく、振り回された末のシャドリ選手のシュートを決められてしまいました。これが94分。試合終了直前の出来事でした。

 

結果的には2-3でベスト16止まりとなりました。

後半10分には非常に有利な状況を作れたものの、最後はベルギーの大逆転劇。大きなミスも無かったと思いますので、強豪国の強さを見せ付けられる形でした。

本当に惜しい試合でした。おやすみなさい。