外部から自宅NASにアクセスできるようにしています。
VPNという仕組みを使っています。
自宅のルータとNASでVPN接続を許可しておくと、外部にいても自宅LANにいるかのように振舞える仮想ネットワークを構築してくれるとかそんな感じです。
VPN接続はいくつかの種類が存在しています。そのうちの2つが「PPTP」と「OpenVPN」です。
すったもんだの末、うちの旧ルータやNASの相性では、「iPhoneからはOpenVPN」「ノートPCからはPPTP」が比較的簡単に設定することができました。
それぞれ、以下のブログを参考にさせてもらいました。
PPTP:VPN(PPTP)接続の設定方法(Windows 7) — Information Media Center
OpenVPN:QNAP TurboNASとiPhone/AndroidのVPN接続(OpenVPN編) - デジカシ
これで、外からでもNAS内の動画や音声、電子書籍ファイルなどにアクセスすることができるようになっています。
ただ、ルータを買い替えた後は、何故かiPhoneでOpenVPNがエラーを起こすようになってしまいました。
その分、iPhoneからもPPTPによるVPN接続が可能となったので問題はありませんでした。
PPTP:QNAP TurboNASとiPhone/AndroidのVPN接続 - デジカシ
結局、iPhone/ノートPCともにPPTPによる設定でVPN接続が可能となったため、最終的にはこれで落ち着きました。
と思っていたのですが、先日、帰省していたところ、実家Wi-Fiから自宅NASへのVPN接続が弾かれることがわかりました。
つい数ヶ月前の時点では、同じ状況でノートPCからPPTPでのVPN接続に成功していたため特に意識していませんでしたが、iPhoneおよび新しく入手したiPad AirからPPTPでのVPN接続では以下のエラーが出るようになっていました。
iPhoneのWi-Fiをオフにし、実家Wi-Fiから切り離してLTEにてPPTPでのVPN接続を行ったところ、普通に成功したため恐らくは実家Wi-Fiを構成するルータとその周辺の相性が悪さをしていそうでした。
ただ、最終的には解決が見えませんでした。
この分だとノートPCでの接続も今では怪しいところですが、原因究明は次回にすることとして、VPNの手段を増やすという意味で、再度OpenVPNにチャレンジしてみました。
iPhoneからOpenVPN接続ができないということですが、現状としては以下のエラーが出るようになったことが理由です。
このエラーについて言及しているブログとして、以下の記事を見つけました。
上述のブログで設定した際に、「client.key」なるファイルをダミーで作成していましたが、それが駄目なような気がします。
とはいえ、掲載されているコマンドをTeraTerm経由で実行してみても"unable to load Private Key"というエラーを返すのみ。
そもそもが真っ当な手段で生成したファイルではないので、変換もなにもあったもんじゃないですね。
この辺り、OpenVPNとUNIXの知識を正確に学ばなければ解決しなさそうです。