ベスト4が出揃いました。
日本時間で今朝方に行われたオランダvsコスタリカ以外は観ることができました。
疲れきった週末から朝7時までってのは、なかなかに重労働でした。
フランス vs ドイツ
フランス 0 - 1 ドイツ マッチレポート - Goal.com
結果だけみれば互角のボール支配率、シュート数もそこそこの静かな試合でした。
前半の早い段階で、フリーキックからドイツが先制点を得ましたが、これが最終的に決勝点となりました。
準々決勝までくると、プレーの1つ1つのレベルが高く、見ていてとても楽しめましたが、あと一歩ゴールに至らず。
過去のワールドカップでも1勝1敗1分け(PKでドイツが勝利)だったフランス-ドイツの対戦カードですが、今回はドイツに軍配が上がりました。
ブラジル vs コロンビア
ブラジル 2 - 1 コロンビア マッチレポート - Goal.com
序盤からハイレベルな攻防でした。お手本のようなワンツーが何度も見られました。
前半の早いうちにコーナーから押し込んでブラジルが先制し、これを契機にお互いのテンションが引き上げられたのか激しい撃ち合いの予感がありました。
後半になって、コロンビアの攻勢が目立ち始めるようになり、遂にゴールネットを揺らすシーンを見ることができましたが、判定はオフサイド。幻の同点弾となりました。
コロンビアにとっては更に悪いことに、この直後にブラジルの得たフリーキックをダヴィド・ルイスが直接ゴール。2点リードの非常に有利な展開に運んでいます。
それでも諦めないコロンビアは後半も終わる頃、獲得したPKをしっかりゴールに納めました。前節で2セーブした守護神でしたので期待も不安もありました。
残り時間も考慮し引き始めたブラジルでしたが43分、ネイマールがスニガと接触し交代という事態に。アディショナルタイム5分という長めの時間も苦戦するシーンが見受けられました。
最終的にブラジルはキーパーまで攻撃参加したコロンビアの猛攻を耐え凌ぐことに成功し、1点のリードを守りきることができましたが、最後までどうなるか分からないゲームでした。
しかし、最後にブラジルにとても悪いニュース。スニガとの接触でネイマールは骨折していたことが判明し、残りの試合に出場することが絶望的となりました…
アルゼンチン vs ベルギー
アルゼンチン 1 - 0 ベルギー マッチレポート - Goal.com
24年ぶりのベスト4に臨むアルゼンチンと28年ぶりのベスト4を目指すベルギーの対戦です。
試合開始早々、ディフェンスの弾き損ねたこぼれ球をイグアインが豪快にゴールへ叩き込みアルゼンチンが先制します。
その後はお互いにチャンスを作り惜しいシュートを量産していきますが、ゴールネットを揺らすことはありませんでした。
リンク先のハイライト動画は必見です。カウンターでメッシがキーパーと1対1となるシーンには深夜ながら大声を上げてしまいました。
オランダ vs コスタリカ
オランダ 0 - 0 コスタリカ マッチレポート - Goal.com
この試合だけは観戦することができませんでした。眠気には勝てなかったよ。
試合データは戦慄するもので、コスタリカのシュート数6本に対し、オランダが20本という大差です。
何よりも、コスタリカのGKセーブ数14というのがオランダの猛攻の凄まじさと凌ぎきったコスタリカの奮戦ぶりが窺えます。
結局、延長を含めた120分間でスコアが動くことはなく、PK戦にもつれ込んでいます。
PK戦では、順当に決める後攻オランダが、コスタリカの2本目と5本目を止めたことで、4-3で勝利しています。
今大会のダークホース的存在だったコスタリカは準々決勝で姿を消すことになりました。
しかし、グループリーグ最多得点を上げていたオランダの攻撃を120分どころか90分でも抑えきったチームは現時点でコスタリカのみです。
現在FIFAランキング28位のコスタリカですが、今月でどう変動するのか楽しみです。
それにしても、ハイライト動画だけでも凄いです。スコアレスでここまで面白いというのは野球でいうと投手戦というやつでしょうか。序盤はナバスPVといっても過言ではありません。
準決勝は「ブラジルvsドイツ」と「オランダvsアルゼンチン」という対戦カードになりました。
予想はブラジルとオランダの決勝戦です。