GoogleがGmailの国際化対応を進めていくと発表

グーグル、「Gmail」を非ラテン文字アドレス対応に - CNET Japan

Gmailでメールアドレスに日本語など非アルファベット文字の利用がOKに - GIGAZINE

Gmail、英数字以外の国際化メールアドレスへの対応を開始 -INTERNET Watch

Gmail、メールアドレスなどで日本語など非ラテン文字に対応へ - ITmedia ニュース

 

現在のメールアドレスは「RFC5321」「RFC5322」という規格のルールに従ったもののみ認められています。

これらの規格では、26文字のアルファベットの大文字・小文字に加えていくつかの半角記号を組み合わせたフォーマットとすべき、と決まっています。

基本は「ローカル部分@ドメイン部分」ですが、細かい点で"ローカル部分の末尾にピリオド(.)は使用できない"、"ローカル部分でピリオドの連続は使用できない"といったルールもあり、メールアドレスチェックの正規表現は1つの難問となっています。

 

今回、Googleが発表したのは、2012年に策定された「RFC6530」という新しいメールアドレスの規格に対応していく、というものです。

手始めに、RFC6530という国際化に向けた規格に準拠しているメールアドレスへの送信と、国際化メールアドレスからの受信をGmailで対応するということだそうです。

まだ日本語アカウントなどを作成するには至ってませんが、こうした対応を足がかりにメールアドレスの国際化を牽引していくことが1つの目標になるかと思われます。

 

他の主要メールサービスがどのような反応をするのかは読めませんが、特大のプロジェクトですのでひっそり応援しておきます。