Surfaceでプロバイダメールを設定する

新しくSurface 3を買った親戚がいたので設定をお手伝いしました。

ちなみにプロバイダはOCNです。

 

Surfaceでプロバイダメールを設定する

Surfaceの標準メールアプリ

Surfaceの標準メールアプリでは、最初に設定したMicrosoftアカウントのメールが登録されています。

そこには、GmailYahoo!メールなどの他アカウントが追加できます。

OCNメール

OCNメールでは、メールサーバなどの設定情報が公開されていますので、手動でメールソフトへの追加が可能です。

OCN|OCNメールの仕様

POP(受信)サーバ サーバ名 pop.ocn.ne.jp
ポート番号 995
アカウント ご利用のメールアドレス
パスワード メールパスワード
SSL 利用する
SMTP(送信)サーバ サーバ名 smtp.ocn.ne.jp
ポート番号 465
認証 使用する
アカウント ご利用のメールアドレス
パスワード メールパスワード
SSL 利用する
ActiveSync機能を使った接続 サーバ名 sync.ocn.ne.jp
ポート番号 443
認証 使用する
アカウント ご利用のメールアドレス
パスワード メールパスワード
SSL 利用する

上記の情報や下記サイトを参考に、Exchange ActiveSyncで設定を行いました。

ActiveSync機能について - OCNメール - | OCN

受信したメールの本文が表示されない

正常に設定が完了すれば、OCNメールを標準アプリで受け取れるようになりました。

ただし、何故かメール本文が表示されませんでした。

同じメールアプリで受信しているMicrosoftアカウントのOutlookメールは正常に表示されています。

調べてみると、以下のような情報が見つかりました。

OCNメールの機能追加 - OCNメール - | OCN

こちらで仕様変更の際にActiveSyncに対応していますが、工事のスケジュールが開始日しか掲載されていません。

結局、使用しているOCNメールがActiveSyncを利用できるのかどうかわかりませんでした。

Surfaceの標準メールアプリはPOP3非対応

Surfaceの標準メールアプリで手動設定によるアカウントの追加を行おうとすると、POP3が選択肢にありません。あるのはExchange ActiveSync(EAS)とIMAPのみです。

Windows 8.1 / Windows RT 8.1 / Windows 8 / Windows RT 搭載のメール アプリで POP3 対応のメール サービスを利用する方法 | Microsoft atLife

 

ここからが少しややこしいですが、Surfaceの「標準メールアプリ」はPOP3が使えませんが、「Microsoft Officeアプリ」に含まれるOutlookであれば設定が可能です。

Microsoft Surface での電子メールの設定と使用 | 電子メール アカウントの追加

SurfaceMicrosoft Officeアプリ内のOutlookPOP3が利用可能

前述の通り、OfficeアプリのOutlookであればPOP3形式のアカウントが利用可能です。

詳細な設定方法は以下のサイト辺りを参考にしましょう。

Outlook で一般法人向け Office 365 または Exchange ベースのメールを設定する

Microsoft Office Outlook 2013 の設定方法 - POP3接続(推奨)|ヘテムルレンタルサーバー

これで、本文も含めて正常に受信と表示が行えるようになりました。