URLといえばhttp
やhttps
で始まるものが大半です。
ただ、中にはftp
で始まったりするものも存在します。
前者はWebサーバにアクセスするのに対し、後者はFTPサーバにアクセスします。
FTPは「File Transfer Protocol」の略で、ファイル転送のための仕組みです。
FTPサーバはFTPを介してファイルを送受信できるサーバを指します。
オープンなライブラリ関連のソースなどはたまに公開FTPサーバに置かれていたりするものもあります。
このFTPですが、今まではフリーでレンタルしているWebサイトの更新程度にしか使っていませんでした。
その際には、かの有名なFFFTPを使わせてもらっていました。なお、現在は残念ながら開発終了となっています。
国産FTPソフトの代表格「FFFTP」が開発終了 - GIGAZINE
FTPサーバはWebサーバと違い、アクセスするためにはホスト名(アドレス)の他にユーザとパスワードが必要です。anonymous(匿名)で入れるサーバもありますが。
そのため、てっきりFTPクライアントと呼ばれるソフト等を使わなければアクセスできないと勘違いしておりました。
ところが、最近ではWebブラウザや標準ファイラでも以下のようにアドレスを指定することでアクセス可能なようです。
ftp://user:password@address
userにはユーザ、passwordにはパスワード、addressにはホスト名(アドレス)を入力します。
以前、記事を書いたWebDAVよりも軽快にアクセスできている気がします。
フリーで立てられるFTPサーバソフトも多数ありますし、QNAPなどのNASにもFTPサーバ機能を持っている製品が多いです。
プロキシ不要な気がするのも使えそう。
調べてみたら、2005年の記事にすら掲載されているほど有名な方法でした。
自分が知らなかっただけに二重に衝撃です。少しFTPに興味が沸いてきました。