初戦の雪辱をくつがえす3-0の完勝でした。シリアに奪われた首位を再び奪還です。
選手たちの調子もふまえ、香川選手や宇佐美選手、岡崎選手などは控えスタートでした。
前半開始直後から相変わらずシンガポール陣に対し、積極的に攻める姿勢は前回の試合と変わらない展開です。
惜しいシーンもありながら、そこに立ちはだかるのはシンガポール代表GKイズワン・マハブド選手。見事にシャットアウトしています。
それでも連勝続きの日本は、5年ぶりに代表復帰したFW金崎選手がワントラップからの見事なボレーを隅に叩き込み、待望の先制ゴールを産み出しました。
直後にも本田選手がゴールエリアで放ったシュートが相手DFに当たってコースを変えられ結果的に奪えた2点目を取ってリードを広げます。
ここからシンガポールもディフェンスラインを上げつつ、攻めの姿勢を見せ始めますが、その分だけ日本の攻撃もより有効になっていきます。
前半を2点差で折り返し、迎えた後半戦。
引き続き良い形を作る日本とそれを凌ぐシンガポールの構図が多く見られました。
大量得点を目指すべく宇佐美選手、香川選手を続けて投入した日本は終了間際に吉田選手がダメ押しの3点目を決めて試合を決定付けることに成功。勝ち点3で暫定首位の座を奪い返しました。
日本 | シリア | アフガニスタン | シンガポール | カンボジア | 勝点 | 得失 | 総得 | |
日本(50位) | - | 0 - 0 | 3 - 0 | 13 | +15 | 15 | ||
シリア(132位) | 0 - 3 | - | 5 - 2 | 1 - 0 | 12 | +13 | 18 | |
シンガポール(152位) | 0 - 3 | 1 - 0 | - | 2 - 1 | 10 | +2 | 7 | |
アフガニスタン(156位) | 0 - 6 | 0 - 6 | - | 3 - 0 | 6 | -12 | 6 | |
カンボジア(183位) | 0 - 6 | 0 - 1 | 0 - 4 | - | 0 | -18 | 1 |
シリアと日本が5試合ずつこなして勝ち点で1つ上回りました。総得点では負けていますので、まだ少し注意が必要ですが、今もなお無失点を維持していますので、残りの試合でさらに差をつける可能性も充分にあります。
残りの3チームはすでに6試合を終えての結果ですのでやや不利ですが、特にシンガポールはホームでのシリア戦を控えていますので、直接対決で勝てれば逆転もありえます。
そして、FIFAランキングも更新されました。