iPhone SE(第2世代)を買いました。
今までiPhone SE(第1世代)を使っていましたが、容量とか性能とかディスプレイの滑り具合とかが気になるようになってきましたので。
最近のゲームアプリは大容量をもってく大喰らいが多いですね。
今までの初代iPhone SEは早期買い替えを想定していてiOS 10あたりでアップデートを止めていたのですが、欲しいサイズのiPhoneがなかなか登場しなかったのもあって、買い替えるのが思ったよりも遅くなってしまいました。
購入した第2世代iPhone SEはiOS 13.6が搭載されていました。
iOS 11~13(現在の最新は14)の間に、知らない機能や標準アプリがかなり追加されていたので気ままに調べていたところ、面白いことができそうでした。
iPhoneの操作を録画しNASに転送する方法
いきなり余談ですが、1個前の記事でビデオキャプチャを購入した記事を書きました。
LightningとHDMIを変換アダプタを通じてPCに接続し、iPhoneの画面を取り込んで録画することができます。
ところが、買い替えた第2世代iPhone SEでは、一部のアプリのみPC側のミラーリング映像が激しくカクつくようになってしまいました。初代iPhone SEも手元に残していますが、そちらは問題なくミラーリングされています。
代替案を探していたところ、なんと標準で録画機能が追加されていました。
iPhoneの操作を録画する方法
iPhone、iPad、iPod touch で画面を録画する方法 - Apple サポート
- 「設定」>「コントロールセンター」>「コントロールをカスタマイズ」の順に選択し、「画面収録」の横の(+)アイコンをタップします。
- 画面の下端から上にスワイプします。iPhone X 以降/iOS 12 以降または iPadOS を搭載した iPad の場合は、画面の右上隅から下にスワイプします。
- グレイの録画アイコンを強めに押し、「マイク」をタップします。
- 「収録を開始」をタップして間もなく、3 秒のカウントダウンが始まります。
- コントロールセンターを開いて、赤い録画アイコンをタップします。または、画面上端の赤いステータスバーをタップし、「停止」をタップします。
あらかじめコントロールセンターに「画面収録」を追加しておき、任意のタイミングタップしてから3秒後、操作が録画されていきます。
録画された動画は終了時に「写真」App内へmp4形式で保存されます。この動画ファイルはiMovieなどに連携し編集することも可能です。
試してみたところ、さすがにビデオキャプチャの純正ソフトほどの画質ではありませんが、かなり高い画質で簡単に録画できました。録画時にマイクを有効にすることで、周囲の音声も同時に取り込むことが可能です。
リズムゲームのMVなんかはビデオキャプチャを使ったほうが良いですが、ゲームの録画なんかには充分だと思います。
iOS内のファイルをNASに転送する方法
録画した動画ファイルは写真Appに保存されますが、そのファイルを選択し左下の共有アイコンをタップすると他のAppに連携することができます。
NASへ転送するには、「ファイル」Appの機能を使います。
iPhoneの「ファイル」を使用して外部デバイスまたはサーバに接続する - Apple サポート
「ファイル」Appを開き、左上に「< ブラウズ」と表示されている場合はそこをタップします。
右上に「(…)」アイコンが表示されていればそこをタップすることで「サーバへ接続」するメニューが表示されます。
「サーバ」の入力欄にはNASのIPアドレスを入力してください。プロトコルは不要です。内部的にはsmbが選択されるようです。
続いて、サーバへ接続するアカウント情報を入力します。NAS側にログインおよびファイル操作可能な権限を持つユーザを指定してください。
接続に成功すると、「ファイル」AppからNAS内のファイルへのアクセスが可能になります。
この設定を終えた状態で、「写真」Appに戻り保存した動画ファイルを選択し、左下の共有アイコンをタップします。
インストールしているアプリの内容によってメニューの表示項目にも差異が出ますが、下のほうに「“ファイル”に保存」という項目があります。
これを選ぶと、「ファイル」Appやサーバ接続設定されたNASのフォルダが表示されます。ここで、保存先を指定することができます。
Dropboxなどのクラウドアプリを使ってもよいですが、この方法だとファイルがLANの外に出ないので、わりと手軽というか素早く転送することができるかと思います。