コレ。
Inateck メッシュHDDケース、3.5インチ、UASP対応、SA01003 – Inateckバックパックジャパン
用途としては、内蔵用HDDを外付けHDDとして使いたいという普通の理由です。
ただ、細かい条件として、「換装が手軽である」という点を挙げました。
そのため、普段使いするような通常のHDDケースだと安定させるためにネジでHDDを固定するという部分が上手いこと楽にできているものを探しました。
最初は以下のような、差し込むタイプが目について候補に入れてました。
「HDDスタンド」とも分類されそうなタイプですが、2つを差し込んでクローンする機能が付いたものが多く、その分だけお値段が高めのものが多かったです。
自分が探していたのは1つだけ差し込む1ベイ形式でしたが、買おうとした当時は在庫切れでした。今見るとあるので、意外と再入荷が早かった…
使ってみると、ちょっと開けにくいものの単に慣れの問題で、換装は想定通り楽でした。
USB3.0対応のため、3TB以上の内蔵HDDも正常に認識してくれて、目的が十分に果たせる良いモノでした。
ちなみに、なぜ今更HDDケースを買おうかと思った経緯ですが、もともと内蔵用HDDの中身を取り出すための「SATA⇔USB」変換ケーブルを持っていて、今まではそれで事足りていました。
ところが、NASに使用しているHDDに3TBの容量のものを多用するようになって、NASの安定稼働のため故障し"かけている"HDDを取り換えるようになってから、3TBの内蔵HDDが余るようになりました。
多くはブロック不良で一部の領域が読み取れなくなった程度で、一応はまだ使える状態にあるものです。
普段使いするにはリスクが高いですが、とりあえずバックアップしておくならアリかなと思いました。
過去に一度、NASが壊れて全データ(8TBほど)がロストしたこともあり、復旧の可能性は少しでも上げておいたほうが良いという備えです。
※当時はバックアップが2TB分ほどありましたが、撮影した写真データなど再入手が絶対にできないものもありました…
3TBのHDDをSATA⇔USB変換ケーブルで繋いでみると、「746GB」しか認識されないという問題にぶつかりました。
調べてみると、かなり有名な事象らしいですが、少し前の問題でもあって、最新の解決策が見当たりませんでした。
自分の結論としては、HDDとPCを繋いでいるケーブルの規格が古すぎる、ということです。
手元の変換ケーブルでは、変換コネクタもしくはSATAケーブル、USBケーブルのいずれかが古すぎるため認識できなかったものと思いました。PC側はWindows10のBTOなので疑ってませんでした。
同じような購入理由のかたがいらっしゃるか分かりませんが、自分の想定する用途では不自由なく使えているため、良い買い物だったと思いました。