2点完封勝利こそ果たしたものの、良くも悪くも接戦でした。
本田選手がベンチスタートで、香川選手や岡崎選手、宇佐美選手などが先発スタートという大規模なスタメン変更がありました。8人が入れ替わっています。
前回3点完勝で今なお全敗である相手とは思えないほど、前半は接戦でした。前回、たくさんの好セーブを残したカンボジアGKは1番のヤティではなく22番セレイロットでしたが、劣らず数本のシュートを阻まれる形となりました。
スコアレスの前半を終え、後半戦。
開始早々にPKのチャンスを獲得したものの、岡崎選手のシュートはセレイロット選手にシャットアウトされ意気消沈。
しかし直後、遠藤選手と交代で入った柏木選手が上げたボールが岡崎選手とソティアロット選手の競り合いを経てゴールへと納まりました。現時点で、どちらのゴールとなっているか公式記録は出てないようです。
その後、宇佐美選手に代わり本田選手が出場すると、すぐにもゴールに迫る働きを見せてくれました。
前半を全力で挑んだカンボジア陣は足が止まる選手が見られはじめました。終了間際には南野選手が岡崎選手と交代で出場し、本田選手の放ったシュートのこぼれ球を拾ったシュートを見せるシーンもありました。ここもGKセレイロット選手が阻みます。
最後は藤春選手のアシストを本田選手が綺麗なヘッドで決めて2-0という結果。勝ちこそしましたが、むしろカンボジアの善戦を称えたいような試合でした。
日本 | シリア | アフガニスタン | シンガポール | カンボジア | 勝点 | 得失 | 総得 | |
日本(50位) | - | 0 - 0 | 3 - 0 | 16 | +17 | 17 | ||
シリア(132位) | 0 - 3 | - | 5 - 2 | 1 - 0 | 15 | +11 | 20 | |
シンガポール(152位) | 0 - 3 | 1 -2 | 1 - 0 | - | 2 - 1 | 10 | +1 | 8 |
アフガニスタン(156位) | 0 - 6 | 0 - 6 | - | 3 - 0 | 6 | -12 | 6 | |
カンボジア(183位) | 0 - 2 | 0 - 6 | 0 - 1 | 0 - 4 | - | 0 | -18 | 1 |
前回からは日本がカンボジアに2-0で勝利し、裏ではシンガポールとシリアという対戦カードでシリアが2-1で勝利したようです。
これでいよいよライバルはシリアに定まりつつあります。年内の試合は本日でラストでしたが、翌年3/29にホームでの直接対決を控えています。
このままお互いに勝ち点をこぼさなければ直接対決で1位を決めることになりますが、当然、それまでの試合も落とすことができません。
それにしてもカンボジアは良いチームです。