まとめてみたものの、結局メジャーな作品しか挙げなかったという。
バスケットボール
スラムダンク
全31巻。完結済み。
言わずと知れた不朽の名作。初心者が主人公なのでバスケに詳しくなくても読みやすく、それでいてポテンシャルが高くて少しずつ活躍の場を広げる成長も楽しめます。
強豪との試合はどれも熱くて素晴らしい。
令和になって映画化までしました。まだ観れていないのですが、時間を作って絶対に観ておきたい。
サッカー
ジャイアントキリング
現63巻。連載中。
国内プロリーグを舞台にした、監督が主人公のサッカーマンガ。
巻数で見てもわかるように、非常に長い時間をかけてチームを熟成させていきます。
途中からは代表選出による離脱や移籍など、プロ特有のやりとりもあって、試合中の戦術だけでなく、スタメンやベンチ入りなどの戦略レベルで語られたりもしていて面白いです。
個人的に好きなのが第20節のモンテビオ山形戦、そして大きな節目となる30巻、からの第25節の名古屋グランパレス戦。めっちゃ良い。
アオアシ
現35巻。連載中。
プロの下位組織であるユースチームが舞台。これも高校サッカーとは一味違う作品です。
シビアなプロの世界を目指す育成世代で1つずつ武器を身に着け戦っていく主人公。
途中のコンバートからの、集大成となる青森星蘭戦。そして、司馬さんが本当に格好良い。その司馬さんの指導を受けて望む今の最新話付近は本当に楽しみな展開です。
ブルーロック
現28巻。連載中。
センセーショナルな第1話からずっと面白い。明らかにサッカーマンガのはずなのに、ちゃんとサッカーやったのが1話目を除けば代表戦という不思議。
ストライカーに必要な様々な要素がありながら、それらを喰らい尽くす潔が見ていて気持ちいい。スポーツマンガの中では今一番好きです。
DAYS
全42巻。完結済み。
ほかの作品と同じく主人公はサッカーを知らない初心者です。
ほかの作品と違うのは、ポテンシャルにおいてサッカーに必要な要素は本当に何も持ち合わせていない素人でした。
最初に覚えたことはただ走ること。それでも遅いし体力もない。そんな状態から何故か名門のレギュラーに選ばれほんの少しずつ活躍していきます。
印象的なのはアニメのラストでも描かれた京王河原戦とその直後のシーン。そして梁山戦。
やっぱり主人公が活躍するのにとても惹かれます。
BE BLUES!〜青になれ〜
全49巻。完結済み。
ネタバレになりますが、天才サッカー少年の挫折と復活の物語。
試合内容も濃いものが多いですが、試合以外も結構見どころがあります。
巻数から見ても人気がある作品でしたが、アニメ化はどこまで含めるかがそもそも難しい作りでした。
シューダン!
全4巻。完結済み。
今回取り上げた中では一番マイナーかもしれない。とはいえ週刊少年ジャンプで連載していた作品です。
わりと好きだったんですが、今のジャンプではスポーツはもう難しそうです。
野球
おおきく振りかぶって
現36巻。連載中。
めちゃくちゃ奥が深いです。ゲームもやるし実際にプレイしたこともありますが、野球がこんなに奥深いのは知りませんでした。
高校野球が舞台ですが、わずか10人の1年生で作られた公立のチームが快進撃を続ける…かと思いきや、しっかりと地に足を付いた作品です。
スポーツマンガの多くは試合が面白いです。もちろんこの作品の試合も面白いですが、退屈なはずの修行パートが本当に面白い。メンタルトレーニングや監督父が出てきたあとの指導、最新刊近くの他校視察なんかがめっちゃ面白かったです。
ダイヤのA
全47巻+全34巻。完結済み。
例にもれず高校野球ですが、強豪校が舞台なのでレギュラー争い、エース争いなどが特徴です。
ストレートしかないピッチャーが主人公でしたが、まずはコントロールを鍛えて内角を覚えます。そこから色々な苦難がありながらも変化球を覚えたときはワクワクが止まりませんでした。
こんなに長い連載でありながら最後は何で終わったんだというところ。第一部が1年生、第二部が2年生編なので、第三部もやってくれ。切実に。
クロスゲーム
全17巻。完結済み。
あだち充作品はタッチもH2も読了済みですが、作品としてはクロスゲームが一番好みでした。巻数も控えめなので読みやすいと思います。
テニス
ベイビーステップ
全47巻。完結済み。
テニスなんて何も知らない高校生が主人公。
誰よりも初心者でありながら、しっかりした計画性があって、外から見れば急成長をしているように見えますが、確かな努力を積み重ねています。
素人ながら経験者に勝っていくこともありますが、それでも負けるときは負け、そのたびに弱点を克服していきます。
タクマとの試合は雑誌で連載を追ってましたが、素晴らしい展開にガッツポーズをしてました。
願わくばデ杯までやってほしかった。マガジンはスポーツマンガが強いですが、終わらせ方だけが無念。
バレーボール
ハイキュー!!
全45巻。完結済み。
最序盤から変人速攻なんてものが生み出されながら、やはり成長していくのが注目ポイントな作品。
試合展開はどれも熱くて、青葉城西戦からの白鳥沢学園戦、稲荷崎戦、音駒戦が特にお気に入り。
そして、1年生選抜強化合宿の話が特に好きです。あそこでの苦難と成長からの稲荷崎戦が好きすぎる。
最後はどうなるんだろうかと思いながら、しっかり熱いマッチアップになりました。
アメリカンフットボール
アイシールド21
全37巻。完結済み。
未だにルールの全容は分かっていないものの、しっかり熱い作品でした。
画力もさることながら、試合展開も引き込まれる最強タッグ。特に神龍寺ナーガ戦が本当に熱かった。
この前、唐突に夢の読み切りが掲載されて驚きました。
ジャンプのスポーツマンガはこの2作品が最後の長期連載作品だろうか。
カバディ
灼熱カバディ
現26巻。連載中。
オチ担当枠なんですが、何気におすすめできるスポーツマンガでもあります。
カバディといえば、中学や高校で体育館の隅のほうで「カバディカバディ」言ってる集団を稀に見かけたことがあるくらいで、本当に事前ルールなにも知らなかったんですが、作品を通じてルールはもちろん戦術などもしっかり解説してくれていて、読み応えがあります。
中でも高谷との公式戦でのマッチアップが本当に好きで、最後の展開は痺れました。判定がシビアで繊細なのがリアルだと本当に難しそうです。
ということで大体メジャーな作品ばかりで、おすすめというか単に好きなマンガの紹介でした。