2018W杯の最終予選としては、2017年になってからは最初の試合になります。
他の2試合は既に終了しており、上位争いをしているオーストラリアは痛恨の引き分け、サウジアラビアは3点完勝しています。
前半の開始早々に、酒井選手からのスルーパスを久保選手が綺麗に決めて、貴重な先制点を上げてくれます。かなり細いシュートコースを見事に決めましたが、これが代表初ゴールとのこと。
その後は少し危ないシーンこそあったものの、しっかりと防ぎきっており、前半は1点リードで終えることに成功しています。
後半からUAEが前掛かりになって攻めてきて、冷や汗をかかされるシーンもありました。しかし、後半の開始早々に得点を上げたのはまたもや日本。今野選手が追加弾を決めてくれました。
2点差となってからは、相手にチャンスらしいチャンスを与えず、本田選手、倉田選手(ガンバ大阪)を投入し、オフェンシブな体勢を続けます。下がったのは香川選手と、今日の試合の橋頭堡を築いたともいえる久保選手。
その少し後には、良い動きをしていた大迫選手が負傷したことで、想定外であろう3枚目の交代カードを使うことに。岡崎選手が急遽ピッチに立ちます。
アディショナルタイム4分を含めても、ほぼ相手陣でのボール支配ができており、2点完封で試合を終えることができました。
これで初戦の雪辱は果たせたことでしょう。
日本 | オーストラリア | サウジアラビア | UAE | イラク | タイ | 勝点 | 得失 | 総得 | |
日本(51位) | - | 2 - 1 | 1 - 2 | 2 - 1 | 13 | +5 | 10 | ||
オーストラリア(55位) | 1 - 1 | - | 2 - 0 | 10 | +3 | 9 | |||
サウジアラビア(57位) | 2 - 2 | - | 3 - 0 | 1 - 0 | 13 | +7 | 12 | ||
UAE(68位) | 0 - 2 | 0 - 1 | - | 3 - 1 | 9 | -1 | 7 | ||
イラク(122位) | 1 - 1 | 1 - 2 | - | 4 - 0 | 4 | -2 | 7 | ||
タイ(127位) | 0 - 2 | 2 - 2 | 0 - 3 | - | 1 | -12 | 3 |
全チーム、1度は総当りが終わり、すでに折り返しを迎えています。
現時点で試合数は揃い踏み、日本は勝ち点で同率1位、得失点差では暫定2位となっています。そして、最新のFIFAランキングではオーストラリアを上回りました。
冒頭でも触れましたが、オーストラリアはイラク相手のアウェー戦で手痛い引き分けを残しています。
いずれのチームもまだ4試合を残していますので、油断は禁物です。
次の試合は28日にホームでタイ戦です。