本日、日本時間5時よりキックオフの対コロンビア戦は1-4の惨敗だったそうです。
見れませんでした。見なくてもよかったかもしれません。
最低2点を取る必要があった日本は、これまで以上に攻撃的だったようで香川、青山を先発投入し、シュート数も過去2試合より多い23本でした。
ボール支配率でもやや上回り、コーナー数も相手より機会に恵まれていました。
それでも取れたのは1点。取られたのは4点です。
シュートの半数近くは枠に行かず、逆にコロンビアは多くない機会をしっかりとものにできています。
一方、日本と同じ勝ち点だったギリシャは、劇的な逆転によりコートジボワールに2-1で白星を飾りました。さすがギリシャ神話の地。神懸かっています。
こうして勝ち点4でグループリーグ通過を決めたのを見ると、日本戦で守りきったギリシャはまさに試合巧者でした。
振り返ってみれば、日本はグループリーグ最下位という結果でした。
現時点での全グループ結果
Aグループ
ブラジル | クロアチア | メキシコ | カメルーン | 勝点 | 得失 | 総得 | |
ブラジル(3位) | - | 3 - 1 | 0 - 0 | 4 - 1 | 7 | 5 | 7 |
クロアチア(18位) | 1 - 3 | - | 1 - 3 | 4 - 0 | 3 | 0 | 6 |
メキシコ(20位) | 0 - 0 | 3 - 1 | - | 1 - 0 | 7 | 3 | 4 |
カメルーン(56位) | 0 - 4 | 1 - 4 | 0 - 1 | - | 0 | -8 | 1 |
Aグループはブラジルの通過が確定し、クロアチアとメキシコの直接対決をメキシコが制しています。
これで、1位ブラジル、2位メキシコがグループリーグを通過することになりました。
Bグループ
スペイン | チリ | オランダ | オーストラリア | 勝点 | 得失 | 総得 | |
スペイン(1位) | - | 0 - 2 | 1 - 5 | 3 - 0 | 3 | -3 | 4 |
チリ(14位) | 2 - 0 | - | 0 - 2 | 3 - 1 | 6 | 2 | 5 |
オランダ(15位) | 5 - 1 | 2 - 0 | - | 3 - 2 | 9 | 7 | 10 |
オーストラリア(62位) | 0 - 3 | 1 - 3 | 2 - 3 | - | 0 | -5 | 3 |
Bグループは前回で既に通過国が確定していました。
1位通過を賭けた直接対決はオランダが制し、晴れて全勝でBグループ1位となりました。総得点数2桁です。
スペインはなんとか全敗を避け、ひるがえって日本と同じアジア組のオーストラリアは全敗となりました。
- オランダ
- チリ
- スペイン
- オーストラリア
Cグループ
コロンビア | ギリシャ | コートジボワール | 日本 | 勝点 | 得失 | 総得 | |
コロンビア(8位) | - | 3 - 0 | 2 - 1 | 4 - 1 | 6 | 4 | 5 |
ギリシャ(12位) | 0 - 3 | - | 2 - 1 | 0 - 0 | 4 | -2 | 2 |
コートジボワール(23位) | 1 - 2 | 1 - 2 | - | 2 - 1 | 3 | -1 | 4 |
日本(46位) | 1 - 4 | 0 - 0 | 1 - 2 | - | 1 | -4 | 2 |
Cグループは通過確定だったコロンビアが改めて1位通過を決め、ギリシャとコートジボワールはギリシャが試合とともに勝ち点を逆転しました。
日本が敗退したことで、得失点差がマイナスにもかかわらず2位通過することとなります。
Dグループ
ウルグアイ | イタリア | イングランド | コスタリカ | 勝点 | 得失 | 総得 | |
ウルグアイ(3位) | - | 1 - 0 | 2 - 1 | 1 - 3 | 6 | 0 | 4 |
イタリア(18位) | 0 - 1 | - | 2 - 1 | 0 - 1 | 3 | -1 | 2 |
イングランド(20位) | 1 - 2 | 1 - 2 | - | 0 - 0 | 1 | -2 | 2 |
コスタリカ(28位) | 3 - 1 | 1 - 0 | 0 - 0 | - | 7 | 3 | 4 |
Dグループはイングランドとスコアレスドローとなったコスタリカが、晴れて無敗でDグループ1位を決めました。
2位を争うウルグアイとイタリアのカードは、ウルグアイが後半36分にようやく決めた1点が決勝点となりました。2チーム総ファウル数39の混戦だったようです。
歴代最悪とも言われる2014W杯Dグループは、事前の下馬評を覆してコスタリカが1位でした。お見事!
Eグループ
スイス | フランス | エクアドル | ホンジュラス | 勝点 | 得失 | 総得 | |
スイス(6位) | - | 2 - 5 | 2 - 1 | 3 | -2 | 4 | |
フランス(17位) | 5 - 2 | - | 3 - 0 | 6 | 6 | 8 | |
エクアドル(26位) | 1 - 2 | - | 2 - 1 | 3 | 0 | 3 | |
ホンジュラス(33位) | 0 - 3 | 1 - 2 | - | 0 | -4 | 1 |
Eグループは2勝のフランスがグループリーグ通過を決めています。同時にホンジュラスのグループリーグ敗退も確定しています。
残る椅子を争うスイスとエクアドルは明日5時より直接対決になります。引き分けでも通過が確定するエクアドルが精神的にもやや有利かもしれません。
直接対決ではありませんでした。すみません…
Fグループ
アルゼンチン | ボスニア・ヘルツェゴビナ | イラン | ナイジェリア | 勝点 | 得失 | 総得 | |
アルゼンチン(5位) | - | 2 - 1 | 1 - 0 | 6 | 2 | 3 | |
ボスニア・ヘルツェゴビナ(21位) | 1 - 2 | - | 0 - 1 | 0 | -2 | 1 | |
イラン(43位) | 0 - 1 | - | 0 - 0 | 1 | -1 | 0 | |
ナイジェリア(44位) | 1 - 0 | 0 - 0 | - | 4 | 1 | 1 |
Eグループは比較的ロースコアが続いていますが、アルゼンチンが静かにグループリーグ通過を確定させました。
2位はCグループの昨日までの状況に近く、ナイジェリアが勝てばアルゼンチンを抜いて1位で通過確定ですが、ナイジェリアが負けてイランが勝てばイランが通過を確定させます。
一見すると引き分けでも良いナイジェリアが有利ですが、残る相手は無敗の強豪アルゼンチンです。一方でイランは無勝のボスニア・ヘルツェゴビナとなっています。
どうなるかが読めないグループです。
Gグループ
ドイツ | ポルトガル | アメリカ | ガーナ | 勝点 | 得失 | 総得 | |
ドイツ(2位) | - | 4 - 0 | 2 - 2 | 4 | 4 | 6 | |
ポルトガル(4位) | 0 - 4 | - | 2 - 2 | 1 | -4 | 2 | |
アメリカ(13位) | 2 - 2 | - | 2 - 1 | 4 | 1 | 4 | |
ガーナ(37位) | 2 - 2 | 1 - 2 | - | 1 | -1 | 3 |
Gグループは今の段階で一番面白いグループかもしれません。
2戦目を両試合とも2-2のドローで終えた時点で、いずれのチームもグループリーグ通過を確定させておりません。
基本的に最終試合に勝利できたチームが通過となる可能性が高いですが、ポルトガル辺りは得失点差でやや不利です。
Hグループ
ベルギー | ロシア | アルジェリア | 韓国 | 勝点 | 得失 | 総得 | |
ベルギー(11位) | - | 1 - 0 | 2 - 1 | 6 | 2 | 3 | |
ロシア(19位) | 0 - 1 | - | 1 - 1 | 1 | -1 | 2 | |
アルジェリア(22位) | 1 - 2 | - | 4 - 2 | 3 | 1 | 5 | |
韓国(57位) | 1 - 1 | 2 - 4 | - | 1 | -3 | 3 |
Hグループはベルギーが2勝でグループリーグ通過を確定させました。
アジア組の韓国は辛うじて通過の線も残っていますが、最終戦は無敗のベルギーです。
アルジェリアは勝った時点で通過を確定させますが、ロシアはまだわかりません。とはいえ、勝てればほぼ通過できるでしょう。
グループリーグ全8つのうち、半分のDグループまでが全試合を終えました。
同じアジア組のオーストラリアと日本はともに未勝利の最下位という結果となっています。
残るアジア組はイランと韓国ですが、韓国もかなり厳しいでしょう。
日本が負けてしまったので、以降は「ブラジル」「オランダ」「ドイツ」と、そして「コスタリカ」辺りの試合をウォッチしていこうと思っています。コスタリカはまだ何かやってくれそうです。