概要
圧縮ファイル、アーカイブファイルの解凍、また、.zipファイル、.7zへの圧縮を行えます。
圧縮・解凍のソフトはそれこそ山ほど存在しています。自分も色々使ってきました。
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Lhasa:最初に使うときに一番トップに表示されてたため
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WinRAR:.rarファイルを解凍したかったため
- ALZip:WinRARがシェアウェアのため
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Lhaplus:ALZipに余計なツールが多かったのと、一部の.7zがダメだったため
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7-Zip:Lhaplusが64bitに弱い(主観)ため
というような変遷を辿ってきました。他にも解凍レンジやUniversal Extractorなども使ってた時期があった気がします。
最近はどのソフトも多くのファイル形式に対応しているため、.rarに圧縮したいという意図が無ければ選択肢は多いです。(.rarを作成するならWinRAR一択)
個人的に着目した点は、64bitにも強めであることと、hoge.7z.001、hoge.7z.002といった分割ファイル群をそのまま解凍できることです。それまでは結合コマンドを生成するスクリプトを頑張って組んで使ってました。
ダウンロード
上記の作者さまサイトよりダウンロードできます。自身のPCのbit数に合わせてダウンロードしてください。
なお、64bitでコンテキストメニュー(右クリックメニュー)を使用したい場合、32bit版も同時にインストールしておく必要があるようです。
使い方
インストール後は、基本的に7zFM.exeを使っていきます。
各種ファイル形式への関連付けは「オプション」から行うことができます。オプションからはコンテキストメニューへの項目の表示/非表示も切り替えられます。
7-Zipに関連付けられたファイルは、ダブルクリックまたは右クリックから「開く」を選択した場合、ファイルマネージャアプリケーションが起動します。そこからGUIベースで個別にファイルを解凍したり、.zipなど圧縮できるファイルはフォルダ名の変更やファイルの削除などもそのままできます。
hoge.part1.rarやhoge.7z.001などの分割ファイルは、全部揃っていれば最初のファイルを対象として結合ファイルのように扱うことができます。
圧縮については、コンテキストメニューの「7-Zip」に”圧縮…"、"hoge.7z"、"hoge.zip"などの項目があるかと思います。無い場合はオプションから設定を確認してみてください。
後者2つはそのまま圧縮ファイルを作成してくれます。前者の”圧縮…”は圧縮の設定値を指定して圧縮することができます。.zipや.7z以外の形式を選択したり、パスワードを掛けたりしたい場合にはこちらを選択してください。
トラブルシューティング
コンテキストメニュー(右クリックメニュー)が表示されない
先に少し触れましたが、右クリックメニューで「7-Zip」が表示されない場合は、64bit版のマシンでも32bit版の7-Zipをインストールしてください。
7-Zipに限らず、64bit向けと32bit向けのインストーラが別に用意されている場合、64bit版のマシンでは両方をインストールしないとコンテキストメニューが利用できないアプリケーションがいくつか確認されています。