iOS 7のコントロールセンターで注意するべき点

先日、こんな記事を読みました。

「iOS 7」、機内モードへのショートカットは不正侵入に有利--研究者が指摘 - CNET Japan

iOS 7になって、コントロールセンターに様々な機能へのショートカットが実装されたことで利便性が向上しました。

しかし、その裏で注意しなければならない点もあるようです。

機内モードに簡単にアクセスできるiOS 7の機能を利用すると、iOS 7デバイスを事実上オフラインの状態にすることが可能で、所有者はそのデバイスの現在地を特定して、リモートからデータを消去することができなくなる。そのため、ハッカーiPhoneへの侵入に必要な時間を稼ぐことが可能となる。

コントロールセンターで「機内モード」の切り替えが可能になったことと、ロック画面でもコントロールセンターを呼び出せることを合わせると、万が一、iPhoneを紛失した際に悪意ある第三者の手に渡ってしまった場合、「iPhoneを探す」という機能がまさしく機能しなくなる可能性があるということです。

実際に手持ちのiPhone 4iPhone 5で試してみましたが、機内モードiPhone 5iPhone 4の「iPhoneを探す(Find iPhone)」から見てみると、オフラインという扱いとなりました。

幸い、「設定」からロック画面でのコントロールセンターの呼び出しを禁止することができるようです。

controlCenter_131009

もちろん、ロック画面で明るさの変更などの便利な機能も使えなくなってしまいます。

リスクとリターンを考慮して設定しましょう。ただ、これデフォルトはOFFであるべきじゃないかなぁ…