終盤が非常に劇的な試合でした。
香川がベンチスタートで、スタメンはここのところ調子が良い選手を揃えたようです。
前半はやや優勢なものの、シュート数にそこまで差が無く、幸運やGK西川選手の好セーブに助けられた点も少なくなかったです。
そんな中、前半25分に本田選手→清武選手→原口選手の見事な繋ぎで綺麗に先制弾を決めてくれました。
そのまま大きな動きもなく1点のリードで前半を終了。
後半も早々な15分、セットプレイから同点に追いつかれてしまい、非常に苦しい状況が長く続くことになります。
イラクは後半も進むにつれ足が止まる選手が目立ち始め、日本は攻勢を増していくものの、どうしてもゴールを決めるには至らない展開がいくつも繰り返されました。
後半21分には酒井(宏)選手がイエローカードをもらい、次節のオーストラリア戦には出場できなくなってしまうというシーンも。守備に関しては全体的に危ない部分が多い印象です。
柏木選手に代わり山口選手、岡崎選手に代わり浅野選手、本田選手に代わり小林選手が投入されたものの、スコアは後半45分では動きませんでした。
正直、引き分けかなと落胆していたものの、6分間のアディショナルタイムでも繰り返されたシュートのうち、山口選手の放ったミドルが見事にゴールに突き刺さり、劇的な決勝点となりました。
なお、これまでの試合と違い、あまり笛を吹く主審ではありませんでした。ひとによって基準がだいぶ違うようですね。
清武選手と山口選手が非常に走ってくれた試合でした。
日本 | オーストラリア | サウジアラビア | UAE | イラク | タイ | 勝点 | 得失 | 総得 | |
日本(49位) | - | 1 - 2 | 2 - 1 | 6 | +2 | 5 | |||
オーストラリア(57位) | - | 2 - 0 | 6 | +3 | 3 | ||||
サウジアラビア(61位) | - | 1 - 0 | 6 | +2 | 3 | ||||
UAE(74位) | 0 - 1 | - | 3 | 0 | 2 | ||||
イラク(113位) | 1 - 2 | - | 0 | -4 | 2 | ||||
タイ(120位) | 0 - 2 | - | 0 | -3 | 0 |
勝ち点6が3チーム並びました。といっても、日本とイラクを除く残りの4チームも試合がありますので、このあとすぐに順位が入れ替わります。
今日はサウジアラビアとオーストラリアが対戦しますので、どう転んでもどちらかに勝ち点が入ります。引き分けてくれると面白いですね。
試合数も増えていき三つ巴の様相を呈してきましたが、まだまだ波乱はあると思います。
それにしても最後のシーンは思わず絶叫するほど熱いシュートでした。