無線LANルータを買い替えました(WZR2-G300N→AtermWR9500N)

買い替えました。Buffalo社からNEC社です。

メーカごと変更したので、各種デバイスで再設定がいろいろ必要になりました。

意外と無線LANに繋がってるデバイスは多いのです。

今回はこれらの再設定について、自分の今後のために書き残しておこうと思います。

ネットワーク接続の再設定

デスクトップPC(自作)

32bitのWindowsXPです。

LANケーブルによる有線接続のため、とくに再設定は不要でした。

旧ルータに差していたLANケーブルを新ルータに差すだけです。

ノートPC

64bitのWindows7です。

ASUS社製の「ZENBOOK UX31A」で、無線LANアクセス機能を内蔵しています。

今までBuffaloの”AOSS"で接続していたのを、NECの"らくらく無線スタート"で接続設定をし直しました。

また、ノートPCは持ち運ぶことを想定して選んだので、VPN接続についても確認しておきましたが、特に再設定せずに使えました。この辺りは機会があればいずれ…

iPhone5

付属のQRコードが記載されたシールがありましたので、いくつかインストールしてあるQRコード読み取りアプリでスキャンしました。

解析した外部URLから無線LAN設定用のプロファイルをインストールすることですんなり再接続できました。

「設定」からWi-Fi欄を確認してみると、"aterm-XXX-g"というのがありました。

そういえば、この無線LANルータなら5GHz帯で接続できるようなので、無線LANルータの設定画面でデフォルト接続を5GHzにしておきました。

また、ノートPC同様、こちらもVPN接続でNASに接続できるようにしていました。

旧ルータではPPPoEでの接続だとうまくいかなかったので、OpenVPNを使用していました。

新ルータではOpenVPNがそのままの設定だとなぜか繋がりません。NASから設定ファイルを落としなおしても内容に変化はありません。

仕方がないのでPPPoE接続を試してみたら… あっさり繋がりました。もうよくわかんないです。

備忘録として書いておきますと、「設定」→「VPN」から"VPN構成を追加"で「PPTP」タブを選び

  • 説明:適当に。自分はNAS名を入れてます
  • サーバ:QNAPならMyCloudNASだと思うので、"ユーザID.mycloudnas.com"
  • アカウント:NAS接続ユーザのID
  • RSA SecurID:オフ
  • パスワード:NAS接続ユーザのパスワード
  • 暗号化レベル:自動
  • すべての信号を送信:オン

で接続完了です。

iPhone4

こちらも同様に… と思ったのですが、QRコードを読み込んだところで外部接続できないことに気付きました。

ならば、とiPhoneのインターネット共有(テザリング)でネットを有効にしてから同じようにスキャンしてみましたが、接続したURLからプロファイルをインストールする画面に辿り着けませんでした。

接続先はAtermの公式サイトのようですが、そこをいろいろ覗いてみるとiOS向けにアプリがあるようです。

AtermらくらくQRスタート for iOS [無料]

このアプリから先ほどと同じようにQRコードを読み取ると、外部URLではなくlocalhostのURLに接続し、そこからプロファイルをインストールすることができました。

ニンテンドーDS Lite

主にポケモンをやってます。接続1のAOSS設定は念のため残しておき、接続2に改めて接続設定を作成します。

"らくらく無線スタート"でルータのボタンをつついてみましたが、どうも反応せず…

よく考えたら、iPhone5の設定のときに5GHz帯をデフォルトにしてしまったせいで失敗しているようでした。

PCからデフォルトの接続設定を2.4GHz帯に戻して再度、同様の手順を踏んで接続完了です。

PSP-1000

主にPSPo2iをやってます。すごくまったりやってるので、まだ200転生を1度もしてません。最近になってようやく虹レアを拾えるようになってきたくらいです。

ニンテンドーDSと同様、接続1のAOSS設定は残しておき、新しい接続を作成します。

本体メニューの「ネットワーク設定」→「インフラストラクチャモード」→「[新しい接続の作成]」から「アクセスポイント別自動設定」で"らくらく無線スタート"を選択します。

あとは流れに沿ってルータのボタンを2回ほどつついたら接続完了です。

QNAP TS-412

基本的にデスクトップPCと同様、有線接続なのでLANケーブルの差し替えで完了です。

ただ、IPアドレスが変わってしまっているので、NASではなく各種接続側で設定を変えてやる必要があります。

なお、IPアドレスが変わったQNAP NASを見つけるには「QNAP Finder」が使えます。

おまけ

一人暮らしを初めてから最初のころは、モデムにそのままLANケーブルを差して直接繋いでいました。

そのうち、ネットを使うPCが増え、ニンテンドーDSPSPなどWi-Fiに対応したゲーム機器が出始めて、ようやく無線LANを購入することにしました。

そのころは、ネットでの下調べなどせず、そこそこ大きな家電量販店でルータが置いてあるところから適当に選んで買ってきました。

それがBuffalo社製の「WZR2-G300N」でした。

今まで何の問題もなく… とは言えませんが、目的の用途は果たしてくれていたのですが、流石に5,6年以上も経ってきた今となると、原因不明の回線切れが多発してきました。

そのたびに設定を見直したりもしましたが、最後は電源を抜いて5分放置、その後に再起動というアナログな解決方法で誤魔化してきました。

買い替えを決意したのは、お盆休みに実家へ帰ってVPN接続で自宅のNASにアクセスしようとしたときに全く応答が無かったときです。案の定、帰宅後にiPhoneを見てみれば、すぐ繋がるはずのWi-Fiのマークが一向に表示されず、ルータ再起動することに。

そもそも、この型番の評価を覗いてみれば、なんとも酷評をいただいているようです。

価格.com - バッファロー AirStation NFINITI WZR2-G300N レビュー評価・評判

今回はネットのレビューなども見て、NEC社製の「AtermWR9500N」にメーカごと切り替えることとした次第です。

なお、選んだ理由は1000Base対応で評価も高く、ユーザ数が多いからです。

今のところはたいしたトラブルもなく動いてくれています。