Firefoxのメモリ使用量が多い

最近、Firefoxの動作が重く感じることが増えてきました。

いやもちろん、拡張機能をいろいろ動かしたりもしているので重くなることは理解しているのですが、ブログ開くだけで十数秒かかったりもするのは流石につらいです。

 

そのとき限りの対処法としては、about:memoryからMinimize memory usageを実行することで、メモリの使用を最適化してくれます。

恒常的な対処法としては、about:configから設定を変更したり、アドオンを導入したり、不要なプラグインを無効化するなどがあります。

Firefoxのメモリ節約術を調べて実施してみたところ、重いときは900MBほど消費していたプロセスのメモリ使用量が500MBくらいまで落ちました。

 

about:configの変更については以下の記事を参考にいくつかチョイスして設定しました。

Firefoxインストール後に設定するべきabout:config - ササビーのブログ

阿呆ほど遅いFirefoxをどうにか軽くする - 俺の作業デスク

 

メモリ節約については、これである程度は解消されました。

ただ、これらの試行で最も感動したのは以下のアドオンです。

RequestPolicy :: Add-ons for Firefox

AdblockやμBlockで見た目からは広告等を排除できるのですが、動作としては「広告を読み込まない」という前処理よりも「読み込んだ広告を表示しない」という後処理に近い対処法に感じられます。

つまり、読み込まない=処理数0ではなく、読み込む(処理1)+非表示にする(処理2)=処理数2という動作だと思います。これは重くなる原因の1つに挙げられそうです。

ひるがえって、RequestPolicyは読み込み自体を行わなくなる(と思われる)ので、処理数0で動作しています(多分)。

ドメインごとにホワイトリストを作りこまないと上手く使いこなせなさそうですが、この拡張機能1つでWebページの表示が驚くほど早くなりました。

個人的にはWebページの表示さえ早くなってくれれば、メモリについては目を瞑っても良いと思いますので、この拡張機能の導入だけでも良さそうです。

 

 

なお、Google Chrome64bit版に変更したことでかなり軽くなりました。

しかし、Firefoxは現時点では64bitの安定版は存在しないようです。(beta版はあるようです)

Firefox 38でWindows向け64bit版はフェーズ1が完了 軽量インストーラへの統合が今後の課題 - Mozilla Flux