2017年Jリーグが開幕

今年2017年もJリーグの開幕戦が各地で行われました。25年目ですね。

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昨年、一昨年と続いていた2ステージ制でしたが、最終的な優勝チーム決定に至るプロセスの複雑さや、ACLとの日程も鑑みて、今年は1ステージ制に戻っています。

各試合の簡単な内容です。左がホームチームです。

横浜F・マリノス vs 浦和レッズ

試合会場:日産スタジアム

昨年10位の横浜F・マリノスは、2位だった浦和レッズを迎えています。

前半に先制したF・マリノスでしたが、後半になって立て続けにゴールを許し、浦和レッズに逆転されます。

なんとか追いつき振り出しに戻し、最終的には再逆転という白熱した試合となりました。

結果:横浜F・マリノス 3 - 2 浦和レッズ

ベガルタ仙台 vs コンサドーレ札幌

試合会場:ユアテックスタジアム仙台

昨年12位のベガルタ仙台は、J2を首位で終えてJ1昇格を果たしたコンサドーレ札幌を相手にしています。

両チームに惜しいシーンこそあったものの、試合終盤までスコアは動かず、最後はベガルタ仙台が1点をもぎ取り白星を勝ち取っています。

結果:ベガルタ仙台 1 - 0 コンサドーレ札幌

鹿島アントラーズ vs FC東京

試合会場:県立カシマサッカースタジアム

昨年、見事に総合優勝を果たした鹿島の初戦は、昨年9位のFC東京を相手にホームゲームでスタートしています。

どちらも譲らぬ姿勢でスコアレスのまま迎えた終盤、FC東京バイタルエリアへ蹴りこんだボールを鹿島GKが弾いたものの、2人を相手に懸命に走り戻ったDFに当たり、オウンゴールという結果となりました。

これが決勝弾となり、昨年覇者は黒星発進となりました。

結果:鹿島アントラーズ 0 - 1 FC東京

清水エスパルス vs ヴィッセル神戸

試合会場:IAIスタジアム日本平

一昨年にJ2降格となり、1年で再びJ1昇格を果たした清水エスパルスは、昨年7位のヴィッセル神戸とのゲームです。

お互いチャンスらしいチャンスは限られていましたが、試合を決めたのはヴィッセル神戸。神戸GKがなんとか弾いたこぼれ球を、詰め寄った清水DFが見事に押し込みました。

結果:清水エスパルス 0 - 1 ヴィッセル神戸

サンフレッチェ広島 vs アルビレックス新潟

試合会場:エディオンスタジアム広島

昨年6位のサンフレッチェ広島は、昨年なんとか降格圏を免れた15位のアルビレックス新潟との開幕戦です。

先制したのはやはり強豪サンフレッチェ広島でした。懸命に凌いでいたアルビレックス守備陣でしたが、こぼれ球を押し込まれました。

しかし、アルビレックス新潟は後半に少人数でのチャンスを見事に活かし、2,3度は防がれたものの最後は広島GKが一歩も動けない強烈なシュートで同点に追いつき、アウェーでの勝ち点1を掴み取りました。

結果:サンフレッチェ広島 1 - 1 アルビレックス新潟

サガン鳥栖 vs 柏レイソル

試合会場:ベストアメニティスタジアム

昨年11位のサガン鳥栖は、昨年8位という近い順位の柏レイソルとの対戦でした。

前半、セットプレイから直接ゴールに成功したのはサガン鳥栖でした。前半はそのまま終わります。

試合が大きく動いたのは後半。まずは、PKを獲得しど真ん中にぶち込む大胆さで同点に追いつきます。

そして、再び与えられたPKを今度はサイドに蹴りこみ逆転。真ん中を警戒してしまった鳥栖GKは動けません。

最後はサイドからの大きなセンタリングを見事にヘッドで決め、逆転3倍返しで柏レイソルが圧倒しました。

結果:サガン鳥栖 1 - 3 柏レイソル

セレッソ大阪 vs ジュピロ磐田

試合会場:ヤンマースタジアム長居

昨年はJ2を4位で終えたものの昇格プレーオフを制しJ1復帰したセレッソ大阪は、昨年13位でしたが中村俊輔選手を完全移籍で獲得したジュピロ磐田との試合がJ1昇格後の初試合となります。

お互い惜しいシーンが散見したものの、ファウルやポストに阻まれます。

結局、スコアレスのまま試合は終了し、どちらも不完全燃焼なまま勝ち点1を分けました。

結果:セレッソ大阪 0 - 0 ジュピロ磐田

大宮アルディージャ vs 川崎フロンターレ

試合会場:NACK5スタジアム大宮

昨年5位の大宮アルディージャは、昨年3位の川崎フロンターレを相手取るという、高順位同士の対決です。

試合データを見れば一進一退といった形ではあったものの、得点に結び付けられたのは川崎フロンターレ。2ゴールで貴重な白星を飾りました。

結果:大宮アルディージャ 0 - 2 川崎フロンターレ

ガンバ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府

試合会場:市立吹田サッカースタジアム

日付変わって本日。昨年4位のガンバ大阪は、昨年14位のヴァンフォーレ甲府をホームに迎えました。

前半はお互いにチャンスもあったもののスコアは動かず。そして後半早々に先制したのはヴァンフォーレ甲府

追いつく立場となったガンバ大阪は3枚の攻撃的カードを切り、アディショナルタイムでギリギリ同点に追いつきます。

ヴァンフォーレ甲府としては逃げ切りたかったところですが、強豪相手にアウェーで引き分けでも充分な結果でしょうか。逆に、ガンバ大阪は難しい開幕戦となりました。

結果:ガンバ大阪 1 - 1 ヴァンフォーレ甲府

 

以上、9試合でした。

 

そして、残念ながら昨年J2降格となった名古屋グランパスは、ファジアーノ岡山を相手に2 - 0で幸先良いスタートを切っています。目指すは1年でのJ1復帰です。