アウェーの洗礼を受ける手痛い引き分けでした。
香川が怪我で離脱した形で迎えたイラク戦ですが、この試合でも怪我人が両チームで続出する激しい試合となりました。
前半の早いうちに、コーナーキックから大迫選手のヘッドで貴重な先制点を獲得。
その後もやや優勢なまま後半を迎えました。
後半になってもそうでしたが、イランの地は37℃の暑さで湿度も高く、お互いにチャンスを活かしきれない消化不良なシーンが多かった印象です。
原口選手や井手口選手、酒井(宏)選手などが負傷で交代する事態となった上、ピッチ上の久保選手や本田選手も足を痛めているのが見られ、気候もコンディションも非常に厳しい環境となっていました。
結局、相手のドリブル突破を防ぎつつも、そのまま押し込まれてしまった同点弾が重くなり、2点目を取る気概がお互いから見られないような状況となり、勝ち点1を分け合う形となりました。
日本 | オーストラリア | サウジアラビア | UAE | イラク | タイ | 勝点 | 得失 | 総得 | |
日本(45位) | - | 2 - 1 | 1 - 2 | 2 - 1 | 4 - 0 | 17 | +9 | 15 | |
オーストラリア(48位) | 1 - 1 | - | 3 - 2 | 2 - 0 | 2 - 0 | 16 | +6 | 14 | |
サウジアラビア(53位) | 2 - 2 | - | 3 - 0 | 1 - 0 | 1 - 0 | 16 | +7 | 15 | |
UAE(75位) | 0 - 2 | 0 - 1 | - | 3 - 1 | 10 | -3 | 8 | ||
イラク(120位) | 1 - 1 | 1 - 1 | 1 - 2 | - | 4 - 0 | 5 | -3 | 8 | |
タイ(127位) | 0 - 2 | 2 - 2 | 0 - 3 | 1 - 1 | - | 2 | -16 | 4 |
暫定首位は辛うじてキープしたものの、日本だけは残り2試合を上位陣と争うことになっています。
さらに、オーストラリアはホーム戦とはいえ予選で唯一勝てていないチームで、サウジアラビアは今日と同じくアウェー戦で厳しい気候での試合が予想されます。
結局は勝ってしまえば予選突破にはなりますが、どこかで取りこぼすと3位転落も有り得る状況です。
次はオーストラリア戦(ホーム)が2017/8/31、最後がサウジアラビア戦(アウェー)の2017/9/5です。
不安要素はまだまだありそうですが、是非とも勝っていただきたいところです。