Googleアナリティクスは、トラッキングコードを埋めるだけの簡単な設置方法とは裏腹に、非常に多くの情報を収集・蓄積してくれています。
今回は、サイトへのアクセス者のうち企業のネットワークと思われるものを抽出してみます。
Googleアナリティクスで企業からのアクセスを確認する
Googleアナリティクスは少なくない頻度でUIが変わるので、辿り着く方法こそ微妙に変わるかもしれませんが、大きな分類は変わらないかと思います。
まずは、大メニューにある「ユーザ」「集客」「行動」などのうち、「集客」を開きます。
次に、「すべてのトラフィック」にある「チャネル」「ツリーマップ」「参照元/メディア」「参照サイト」のうち、「チャネル」を開きます。
この画面で、「プライマリ ディメンション」および「セカンダリ ディメンション」を選択することができます。アクセスに対する絞込みの方法ですね。
ここで、企業からのアクセスを確認するために、「プライマリ ディメンション:」の欄の横に並ぶ「参照元/メディア」「参照元」「メディア」、そして「その他▼」のうち、最後の「その他▼」を選びます。
選択肢に「ユーザー」「ユーザーの環境」「行動」「集客」のカテゴリがあるので、「ユーザーの環境」の中にある「ネットワークドメイン」を選択します。
すると、「***.ne.jp」や「***.co.jp」「***.or.jp」などのネットワークドメイン単位で改めて絞込みが行われるはずです。
ネットワークドメインの詳しい説明は別の機会にするとして、大まかには以下のように分類することができます。
- ***.ne.jp:個人からのアクセス
- ***.co.jp:企業からのアクセス
- ***.or.jp:非営利団体からのアクセス
検索ダイアログに「co.jp」を入力すると、目的である企業からのアクセスだけに絞り込むことができます。
さらに、「セカンダリ ディメンション」で「行動」カテゴリの「ページ タイトル」を選択すると、各企業がどのページにアクセスしてくれたかも分かるようになります。
ほかにも「時間帯」や「参照元」なども面白い情報が出てくるかもしれません。
ちなみに、当ブログの場合は、IT系企業からのアクセスが多く、ほぼ全てが技術系の記事へ訪問してくれていました。
まぁ、ゲーム系記事への訪問も若干ありましたが…