先月の続き。
立てた予想の答え合わせです。続きはネタバレがあるので注意。
早速、最後のプールのくじ引きのシーンからスタートします。前回の記事で立てた予想を踏まえつつ、結果を書いていきます。
1番手:若村隊長
予想は本命で帯島ちゃんか虎太郎、次点で犬飼、ヒュース、弓場さん。
結果は「ヒュース」でした。単独でも突破力のある駒として取りました。
指名で1番手を取れたのが大きく、選択肢が豊富に残っていました。
前回の予想では、指示を出すという点で素直な子を考えていましたが、よくよく振り返ると、ヒュースが修の指示を聞いて動いているわけではない、というのは他の隊員からは知られていない事実でした。現時点では性格等はほとんど知られておらず、強さだけが浮き彫りになっているという状況。
現状の人選が撃ち合いに偏っているという点で、弓場さんを取る可能性はわりと低そうでした。
2番手:来馬隊長
予想は犬飼やヒュース、香取、木虎、弓場さんのいずれか。
結果は「弓場さん」でした。当たっていますが、そもそも予想が広すぎる。
ここはさらっと流されていたので、人選の理由は特に触れられていません。現時点ですでにバランスが良いので、ここで強い駒を取れたのは大きいです。
3番手:諏訪隊長
予想は香取。1点読み。
結果は「香取」。ですよねー。これが一番面白くなる人選。
予想のポイントはメタ要素が強かったですが、実際のところは木虎でも良かったと思います。ストーリー展開はともかく諏訪さんの思惑はのちのち明かされることを期待しておきます。若村ほどではないとはいえ、意外と熟考したうえでの採用に見受けられました。
4番手:古寺隊長
予想は海くん香取以外。
結果は「木虎」。ここはそもそもあまり予想が立てられませんでした。
同じA級の隊員ということで、くじ引きの順番的にも無難な人選です。
5番手:柿崎隊長
予想は木虎、香取、ヒュース。
結果は「犬飼」。これは意外でした。
くじ引き順で予想していたメンバーがすでに取られていたとはいえ、貴重な銃手が銃持ちの柿崎隊長のところに行くとは思いませんでした。
影浦と犬飼の仲が悪そうっていう点でも予想外の結果です。
6番手:村上隊長
予想は絵馬、蔵内。
結果は「蔵内」。ほぼ当たっていて内心ガッツポーズ。
かなり強い隊になりました。
7番手:水上隊長
予想は照屋、虎太郎。
結果は「照屋」。こちらも当たりました。
このあたりはさくっと流されていましたが、個人的には順当な人選なのでのちのちもあまり掘り下げられたりはしなさそうです。
8番手:二宮隊長
予想は絵馬。
結果は「絵馬」。これもピンポイントで当たりました。
とはいえ、予想は二宮さんが積極的に絵馬を取りに行く感じで立てていましたが、実際は絵馬の無言の主張によって取りに行かされた感じの結果で描かれていました。
二宮さんが脳内でこぼしていましたが、「正直あとは誰でもいい」と考えており、先の2者の指名が必須事項だったというのは、今後の戦略が楽しみです。
9番手:北添隊長
予想はヒュース、海くん、虎太郎。
結果は「海くん」。だいたい当たっています。
ここも若干のメタ予想でしたが、海くんが隊に入って不自然じゃなかったのがここくらいだった、というのがありました。
ただ、くじ引き順でいえば帯島ちゃんでも良かったような気がします。
10番手:王子隊長
予想はヒュース、弓場さん。
結果は「帯島ちゃん」。予想は射程持ちだったのですが、帯島ちゃんは挙げてませんでした。
予想を立てる時点でこの隊は選択肢がだいぶ狭かったので当てたかったところ。ただ、結果としてはバランスの良い仕上がりです。
11番手:歌川隊長
予想は絵馬、ヒュース。
結果は「虎太郎」。一応アタッカーという広い括りで予想に上げていて、歌川の脳内で「帯島と虎太郎が残ったのはラッキーだった」ということで、アタッカー狙いだったのは正しかったようです。
絵馬、ヒュースを他でも予想に挙げすぎていたので、もうちょい正確に詰めていれば当たっていたかもしれません。
今月も1話掲載でしたが、今後はそれがデフォルトですかね。安定して連載されるのが一番の望みなので、2話掲載は試験本番の重要な場面でもなければ無くてもよいかなと。
なお、この205話では第3プール以外の話も少し進んでいます。特にB級ランク戦でついに登場しなかった漆間隊長がしゃべっているのが印象的です。
質疑で真っ先に挙手をして、お金にがめつくてB級14位という情報が出てきました。B級中位の中でも下のほうですが、自分の意見ははっきり通す性格で、"らしい"という評価もあるのでそれなりに腕は立ちそうです。
以前、妄想でソロ部隊を作ったとしてトリガー構成を考えてみた結果、自分の中では弾トリガー+スコーピオンの万能手構成というのが結論でした。
手足を失っても継戦することができて、どんな編成が相手でもそこまで不利になってはならない、という感じです。
漆間はA級、B級を含めて唯一のソロ部隊を実現している人物ですが、チーム戦の中で個人の力で中位にいるというのは、実際の順位よりもいくらか戦闘力は高そうです。
そして、修も質問を投げかけます。ここで手を上げるのは偉いです。
次号への引きとしてもたらされた情報は「第2試験(最長36時間の長時間戦闘試験)にA級隊員も参加する」「第1試験(1週間の閉鎖環境試験)はA級隊員が審査する」というもの。
そして、未登場のキャラクターが絵だけとはいえたくさん登場してきました。
風間隊、冬島隊、玉狛第1と一緒に写っている女性は冬島隊のOPである真木さんでしょう。
太刀川隊と一緒に写っているのはA級8位の片桐隊ですね。OPの結束さんだけが先んじて登場しています。アタッカー上位の雪丸というのはどの人でしょうかね。そして、スポッターというTRと同じく攻撃系トリガーを持たない謎の役割。日本語をあてると観測士でしょうか。気になる。
嵐山隊と一緒に写っているのはOPが隊長という珍しい草壁隊ですね。駿と里見は登場済みですし、残りの男性2名も後ろ姿だけ登場しています。
三輪隊、加古隊と一緒に写っている未登場の女性2名はTRの喜多川とOPの小早川ですね。たぶん一番奥に座っているのがOPでしょうか。TRの戦い方が非常に気になります。
前々回あたりからの疑問でもありますが、A級の中の一部隊員が試験に参加しているのは気になるところです。風間隊なんか隊長とOPしか残ってませんし。
試験対象が11隊もあるので、1隊1隊の戦略を掘り下げようとすると、試験開始までに数話は必要になりそうですが、ワールドトリガーという作品はどの隊も本気で勝ちを目指して動いているので、ストーリーをどんどん進めてほしい反面、1隊ごとの考えを詳細に見てみたいという面もあって悩ましいところ。
いずれにしても、次号も楽しみな展開でした。