パラノマサイト、面白かった

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パラノマサイト FILE 23 本所七不思議 公式サイト | SQUARE ENIX

 

パラノマサイト、めちゃめちゃ面白かったです。

 

 

 

「群像ホラーミステリADV」と銘打たれてる通り、群像劇でちょいホラーがあって、ミステリ要素のあるゲーム性のアドベンチャーゲームです。

自分はSteamで購入して全実績解除するくらいがっつりプレイしましたが、1本の濃厚な小説や映画のような満足感がありました。

これで2,000円切ってるのは凄い。普通に3,000円は超えてても良さそう。

 

Steam版以外だと、Nintendo SwitchAndroid/iOSでも購入できるので、横になりながらプレイするのもアリだと思います。ゲームですが、繊細な操作を要求されるようなアクション要素は無かったはず。

ただ、小説でも映画でもなくゲームとして登場したのが流石という感じでした。

この間、配信ガイドラインが改訂され、最後の真相部分含めて配信OKになったらしいので、実は購入しなくても配信しているひとがいれば体験できちゃいます。

ですが、これはUNDER TALEや魔女の家みたいな、初見は自分でプレイして、かつ他人の初見プレイのリアクションを楽しむのが一番良い印象。

 

ちょうどGW期間中は20%オフくらいで買えるようなので、ぜひともプレイしてみてほしいところです。

 

 

で、肝心の本編ですが、何度もどんでん返しがありながら、最後そうなるのか、という流れで正直感服しっぱなしでした。

 

群像劇ということで、プレイヤーの名前を入力させながらも最初は興家彰吾の視点で物語が進むと思いきや、あっさりと終わって3人のプレイアブルキャラクターが解放されます。

呪いをテーマにしているのでホラー要素が若干ありますが、個人的にびっくりしたのは福永葉子の最初の距離の詰め方(近い!)だったり、いつの間にか志岐間邸にしれっといた灯野あやめだったり。

ストーリーチャートというシステムが分かりやすくて、メインのミステリ部分は状況だったりフラグの回収だったりの把握が楽でした。必要な資料や人物の情報がすぐ確認できるのも助かるポイント。最後の問だけは資料確認できなかったのがきつかったけど。

あと、アドベンチャーのわりに声優があてられてなかったのも最近では珍しかったかもしれません。この辺りも安価にできたポイントだったりするんだろうか。

 

そして、ストーリーチャートを全部埋めてエンディングも一通り確認し終わった段階で明らかなバッドエンドだったので しばし放心。とりあえず元凶だけはわかったので、ここからなんとかできるとすれば…ということで、わりとスムーズに実績とれたのも良いゲーム性でした。

配信者・実況者で未プレイのひとはぜひともプレイして初見のリアクションを楽しませてほしいです。ホント、よくできたゲームでした。

タイトルの「FILE23」ってとこだけが気になったままですが、続編だったり似たような別編が出たりするんでしょうか。