彩りを加えて進むパズルアドベンチャー「The Unfinished Swan」

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2013年のゲーム大賞に選ばれたほどによくできているゲームです。もう10年も経っているのか…

ゲームを開始すると、ストーリー進行とともに、完全に真っ白な空間に放り出されます。

画面中央の白丸はマウスカーソル。左下の風船は収集要素です。

それ以外は本当に真っ白で、移動し始めたら元の位置に戻るのは困難を極めるでしょう。

 

移動以外の唯一のアクション行動を行うと、ペイントボールのようなものを前方に放ります。

すると、真っ白な空間に黒いペイントが付着します。こうして空間に彩りを加えて部屋の形状を調べることができるようになります。綺麗好きなひとはちょっと厳しいかもしれません。

左と正面に道があるっぽいのが辛うじて窺えます。

 

ゲーム要素は移動とペイントボール投げくらいのシンプルなものなんですが、ストーリーとギミックがよく出来ていて、なかなかに楽しめる仕組みになっていました。

ステージが進むと、投げるものがペイントボール以外に増えていき、違った効果を得られるようになります。これで操作感はそのままにギミックの解き方が大きく変わります。

 

 

クリア自体は半日もあれば達成できてしまうくらいのボリューム感です。

ただ、Steamの実績や収集要素の風船にチャレンジすると、更に遊びつくせます。

特に、「ミニマリスト」という実績の1つが非常に鬼畜で、ペイントボールを投げまくって地形を把握して進む本来のゲーム性に対し、ペイントボールの投射を3発未満に抑えてステージ1をクリアするという実績になっています。これが本当に難しいです。

実際に取得する動画もアップロードされていますが、自分でやろうとすると見ながらプレイしてもトレースが難しいです。

こちらの解説入りの動画でようやくクリアできました。

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